BPMN仕様に基づいたビジネスプロセス・マネジメントで「動く業務マニュアル」を作る
業務フローとしてビジネスプロセスを描画する標準記法であるBPMN(Business Process Model and Notation)の解説書。
仕事の現場で絶えず求められる業務の改善、生産性向上、業務の可視化に有効な「業務フロー」ですが、描き方が統一されていないと継続的な改善につながらない、という問題があります。本書で取り上げるBPMNを使って業務フローを作成すれば、誰が読んでも同じ意味になります。
本書は7章立てとなっています。
序章「業務改革、生産性向上のための可視化「動く業務マニュアル」」では、「業務フロー」と「動く業務マニュアル」を中心に、本書で述べている全体像と実施例を示します。「動く業務マニュアル」に関する説明で、BPMNやBPMS の役割を理解できるでしょう。BPMNで記述された業種別の業務フロー例によって、BPMNが読みやすく理解しやすいこと、改善実施例によりBPM の概要がより理解できると思います。