将棋界最大のライバル対決を全局収録
全局集シリーズ第3弾は中原VS米長!
昭和18年6月10日、米長邦雄誕生。
昭和22年9月2日、中原誠誕生。
昭和40年9月の初対決から対局を重ねること187局、これは同一対戦カード記録第1位となる大記録です。本書ではその全てを解説付きで収録し、記録に含まれない3局も番外として収めました。
2人がこれほどまでに対局数を伸ばせたのはタイトル戦で数多く対決したためです。歴史的妙手である「▲5七銀」が飛び出た第37期名人戦、絶妙手「▲6七金寄」で米長が8回目の挑戦で中原からタイトルを奪取した第20期王位戦など、その数実に20回。長年に渡り棋界の頂点をめぐる戦いを繰り広げました。
低段時代から続く二人のライバル物語が棋譜を通して堪能できる、全ての将棋ファン必携の一冊です。