あらすじ『サムウェア・ノットヒア』に連なる物語。 涙が止まらない喪失と再生の感動作! 大学を卒業し、就職することなく何となくラノベ作家になった久太と、マンガ家になった漆は、久太の母・涼花と3人で奇妙な“同居”生活を送っている。 二人は高校からの同級生だが、恋人同士ではなく、よくある男女間の親友ともまた違った関係だった。 彼らを結びつけているのは、高校生の冬に起きたある事件だった――。 筆者の処女作で泣けると評判だった『サムウェア・ノットヒア』に連なる物語だが、完全に独立した作品として、あなたに喪失と再生の物語を捧げる。