石田流はこの1冊でOK
本書は各戦法で勝つために必要な定跡や考え方を伝授する「これだけで勝てるシリーズ」の石田流編です。
振り飛車の中でも最も攻撃力の高いのが石田流。玉の囲いは最小限にして、さばきが生命線となります。
ただ、組み上がりまでの手順に変化が多いのでそこはしっかりと押さえておかなければなりません。
本書第1章で解説されている石田流の3つのコツは以下の通り。
(1)組み上がるまで油断しない
(2)低い形で戦う
(3)▲7七桂と▲7七角を使い分ける
これらのコツを念頭に置きながら具体的な指し方を第2章以降で学んでいきます。
第2章「石田流に組むまで」で駒組みを覚えた後、対急戦、対左美濃、対居飛車穴熊と一通りの居飛車の形に応じた指し方を解説しています。
振り飛車を指したくて、しかも攻めたい。という方にぴったりの戦法です。
ぜひ本書で指し方のコツを身につけて、実戦で試してください。