揺るぎない終盤力を手に入れる
本書は将棋の終盤における「詰み」「詰めろ」「必至」の手筋を紹介・解説したものです。
序盤で作戦勝ちを果たし、中盤でいくら駒得しても、終盤の一手で勝敗がひっくり返るのが将棋です。
将棋は逆転のゲーム。
終盤が強ければ逆転勝ちが増えますし、弱ければ逆転負けが増えるのが道理です。
本書では終盤の中でも特に重要な、玉を詰ます段階と、その直前の詰めろの段階、さらに相手を受けなしの形に追い込む必至のテクニックについて、解説しています。
見開き2ページで一つの手筋が覚えられる内容になっており、全部で104の手筋を身につけることができます。
戦法、戦型に関係なく、実戦で使える手筋を扱っているため、どんな方にも必ず役に立つはずです。
本書で終盤力を鍛えて、逆転負けをなくし、逆転勝ちをどんどん増やしてください。