あらすじ漱石が「カール・マークスの所論のごときは…今日の世界にこの説の出づるは当然のこと」と述べた『資本論』。近代人・漱石が感じたこと、現代も古びていない『資本論』の価値を理解するために、全3巻から成る『資本論』を一つの章にまとめ、マルクシズムが日本でどのように受け入れられたかを明らかにし、漱石は社会主義に共鳴していたのか、に迫る一冊!