読まなくても、手筋がパッとヒラメク!
手筋は碁の基礎体力にあたり、勉強した分だけ棋力向上に直結するものです。
しかし実戦で使う手筋はある程度決まっており、片っ端からすべて覚えていくのは効率的ではありません。
本書は、「切り」や「ツケ」から「攻め合い」や「連絡」などの手筋を体系的に分類し、実戦で使うパターンのみを厳選して収録しました。
ここからがさらに重要なのですが、手筋は、読まなくても形を見たときにパッと急所がヒラメクようになるまで練習するといいでしょう。
そうすれば、ただ単に手筋を覚えるよりも棋力の伸びが格段に違います。
そのためには、部分的な問題だけではなく全体図から手筋を見つける練習が非常に効果的です。
本書は丸々1章分使い、全体図を用いる練習問題も収録しています。
手筋を勉強して棋力の伸びを実感したい方、すべてにオススメする一冊です。