2014年6月、WWDC2014で発表されたプログラミング言語「Swift」の本格派解説書の登場です。
本書では、アプリケーションを作成するための説明を必要最低限にとどめ、Swiftを深く理解してもらうことに注力しています。Objective-Cとはまったく違うモダンな文法はもちろん、型の宣言を省略することができる型推論、複数の値を1つの変数に格納できるタプル、そして機能豊富な構造体や列挙体、オプショナル型などの最新機能、さらにはジェネリクスやカリー化など、可能な限り細かく言及しています。また、言語仕様から一歩踏み込んで、既存のObjective-CのコードをSwiftに置き換えていく方法や、Objective-CとSwiftを同一プロジェクト内で共存させる方法など、実践的な内容まで、現場の開発者が徹底解説しました。
本書が現場で開発に携わる方にとって、コーディングの効率化や、プログラムの精度の向上、より良い、面白いアプリの開発の手助けになれば幸いです。※Swift 1.1対応。