「米長の将棋 完全版」全3巻の第2巻!!
―将棋というものの奥深さを味わってほしいと思います―(まえがきより)
2012年12月に亡くなった米長邦雄永世棋聖が、全盛期30代に著した不朽の名著「米長の将棋」シリーズ。大局観や実戦心理に深く踏み込み、将棋の勝ち方を示した最高峰の戦術書です。本書は「米長の将棋3 矢倉戦法」と「米長の将棋5 棒銀・腰掛銀」を再編集。さらに、将棋観や人生観を示した貴重な自戦記やエッセイ、さらに詰将棋作品集を収録しています。米長邦雄永世棋聖が最も得意とした矢倉、そして相居飛車では矢倉と並んで重要な角換わり。終生のライバル中原誠、神武以来の天才加藤一二三といった魅力あふれる棋士との対局を通じて、将棋の神髄に迫った一冊です。512ページとボリュームも圧巻。米長将棋の真髄をご堪能ください。
※ご注意 本書は「米長の将棋3 矢倉戦法」(昭和55年、平凡社)、「米長の将棋5 棒銀・腰掛銀」(昭和56 年、平凡社)、「将棋世界」、「将棋マガジン」、「米長の勝負術」(平成7年、マイナビ)、「週刊将棋」より抜粋し、再編集したものです。対局者の段位・肩書は当時のものです。