実戦の終盤に強くなるために、欠かせないのが「必至」の問題です。必至問題とは、玉方を受けなしの状況に追い込むための最善の攻め方を問う問題のこと。著者は指導のうまさに定評がある武市三郎六段。本書は月刊誌「将棋世界」で連載している懸賞必至など、過去の出題作に加筆修正して単行本化したものです。必至の考え方をわかりやすく解説して、1手、3手、5手の必至問題計116問を収録しています。1題の必至を解くには、何通りもの詰み筋を読む必要があり、終盤力をつけるにはうってつけの問題集と言えます。この本でライバルに差をつけましょう!