「ゲームが好き」―その気持ちが一定以上に達してしまった結果、ゲームデザイナーになってみたり、ゲームのチラシをコレクションしてみたり、マリオに関するグッズを集めてみたり、レトロゲームの本体を集めてみたり、ゲームメーカーのデザイナーになってみたりと、多種多様な、ゲーム愛。著者本人からして、ゲームコレクターとして業界に名を轟かせている酒缶さん。「超」がつくほどのゲーム好きが、同じくらいのゲーム好きに聞いた、インタビューの数々。特にファミコン、スーパーファミコン時代のゲームソフト名や当時の状況などがたくさん文中に登場します。1980~90年代くらいにゲームに夢中になっていた人であれば、「自分もその話に参加したかった!」とウズウズしてしまうような、レトロゲームの懐かしい話と、お宝ものの写真が満載の一冊です。「でも自分、そこまでマニアじゃないし…」そう考えて躊躇している人も、ご安心を。わかりづらい…マニアックな用語が登場するたび、その単語の解説として「しつこいほどに」脚注を挿入しました。主に「昔、ゲームにハマってたなぁ」みたいな方がメインターゲットではありますが、サブカルチャーに興味があるような若い方にもお楽しみいただけるように作ってあります。