あらすじ「狂おしいあがきのようなもの…精を注ぎ尽くして、交合も叶わぬようなところに到達した先にこそ、順子の肉体によってもたらされるほんとうの蜜の味は待っている、といった考えが私を支配し始めていた…」 なぜ男は自らの人生を葬り去ろうとしたのか? 唐突に家族も職も投げ捨て、一人の女に求め続けた蜜の味の快楽…。現代性愛小説の極北!