既刊(1-3巻 最新刊)

寂庵だより

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誰かを幸せにするためによく動き、よく働いた。寂聴さんが編集長を務めた「寂庵だより」から晩年の随想10年分を収録。 これはもう、生きすぎたケジメをつけなければならぬ時がきたと覚悟を決めた。決めたものの、その実行が以前のようにさっさとできないのである。遺書も書けていないし、身辺整理も何一つ出来ていない。このままでは死にも出来そうにない。(「生きすぎたケジメ」より) もう、今夜死んでも不思議ではない年齢だ。今となっては、何も思い残すことはない。書き足りない想いもない。出家したおかげで、あの世を私は信じている。あの世で、先に逝ったすべての人に再会できると信じている。(「法臘四十歳」より)
既刊3巻
  • 遺す言葉 「寂庵だより」2017-2008年より

    1,400
  • 今日を楽しく生きる 「寂庵だより」2007-1998年より

    1,500
  • 捨てることから始まる 「寂庵だより」1997-1987年より

    1,600

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