あらすじ「ロベルトを、すべての男のものにしたい」…若く美しい妻をならず者に陵辱させ、その様子を克明に記す老神学者オクターヴ。一方、夫の夢想を遙かに凌駕して、その目前で倒錯の限りを尽くす妻ロベルト…。「私は乳房と性器だけの肉」と嘯く女の魔性のエロスを描く山口文学の代表作。