既刊(1-5巻)

出立ちの膳――縄のれん福寿

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670
お園は芋を剥き、鮎を捌く。あの人を思って――。夜道を襲われたお園を助けに現われた男が落とした紙片。そこには謎の食材が書かれていた。それが元夫・清次との思い出に符合すると気づいたお園は、矢も楯もたまらず旅に出る。食材に導かれるように、旅の途上で邂逅する清次とその父の過去。やがて意外な形で旅が終わり……。健気なお園の姿が胸を打つ江戸料理帖。
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縄のれん福寿の作品情報

あらすじ

お園は芋を剥き、鮎を捌く。あの人を思って――。夜道を襲われたお園を助けに現われた男が落とした紙片。そこには謎の食材が書かれていた。それが元夫・清次との思い出に符合すると気づいたお園は、矢も楯もたまらず旅に出る。食材に導かれるように、旅の途上で邂逅する清次とその父の過去。やがて意外な形で旅が終わり……。健気なお園の姿が胸を打つ江戸料理帖。

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