あらすじ南町の役立たず同心・仙波直次郎、男にはもう一つ「闇の殺し人」という苛烈な貌があった。ある夜、四人組の辻斬りと出食わした直次郎は、得意の心抜流居合で立ち会うものの、縦横無尽の手槍攻撃にかろうじて難を逃れた。やがて、大奥御用達商人、御徒目付頭が襲われ、さらに人身御供の女が…。