あらすじ聖にして賎、夜叉にして天女。清冽な美しさを湛える女陰陽師・八瀬の行くところ、必ず凶変が巻き起こる。幕末動乱の文久二年〈寺田屋騒動〉を皮切りに、都に血腥い暗雲が立ち込めていった。これは、八瀬の師である邪悪の陰陽師・長野主膳の仕業か!?八瀬は高杉晋作とともに、師のもとへ向かう。幕末伝奇ロマンの快作!