「できるだけ、憲法や法律や条約などがどうしてそんなふうに書かれているのか? という背景や歴史、意義や目的などまでかみくだいて訳すように心がけました。 憲法というものが、ちゃんと私のためにあるんだ、といつでも思い出せるように。 私のかけがえのない自由や人権を、誰にも奪われないように。 そして何より、私も、あなたも、一人一人の誰もが、個人として尊重されながら自分の人生を生きていくために」――「はじめに」より憲法改正、ジェンダー平等、教育問題、社会格差、戦争と平和、核兵器、地球温暖化――国内外の憲法や法律、条約、判決、宣言などに込められた意味と心を大胆に「詩訳」。ほかの誰でもない、「私」の問題として捉えるために。