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『史記』のなかでも「列伝」は最も面白く人気も高い。司馬遷自身の屈折した思いが反映されながら、乱世における様々な個人の姿が活写されている。策略、執念、残酷さ、気高さ、忠誠心、等々、史書というより、人間ドラマの書とさえ言える。本巻は伯夷列伝第一から屈原・賈生列伝第二十四まで、老子、韓非子、蘇秦、張儀、孟嘗君、楽毅、藺相如など、古くから日本でも親しまれた人物が次から次へと登場。