あらすじ戯漢文をもって天保期の江戸の世態風俗を風刺的に描き,幕末読書界に異彩をはなった好著。本書の出版によって,反骨の江戸っ子儒者静軒は故郷を追われた。全文を読み下し文に改め,詳注を付した。第2巻は,二編続きから三編終わり(裏店)まで。