あらすじ1872年の鉄道開業以来、日本の鉄道技術は着実に進歩を遂げてきました。世界初の高速鉄道である新幹線、次世代の高速鉄道であるリニアモーターカーの開発はその代表的な事績ですが、それ以前にも列車の高速化、所要時間の短縮を求めて、あらゆる方途が試みられています。本書ではその歴史をひもとき、諸外国の事例と比較しつつ、高速化に寄与したさまざまな技術の発達や工夫をハード、ソフト両面から語り尽くします。