お店は、あなたのための
サービス装置である――
私たちはいつも自宅にいて食事をしたり、寝たり、休んでいるわけではありません。
外へ出かけては、家庭にない味を求めたり、生活に必要だったり、
いらないものまで手に入れようとします。
さまざまな商いという「外」と関わり生きているのです。
それら「外」はより多くの人に利用してもらおうと、知恵や工夫を繰り出して、
人々にウケようと日々努力しています。
本書は世の中の商い空間を業種別や、利用場所、役割によるのも、
そのつくりのちょっとしたアイデアや考え方などを、
多くのイラストと簡単な文章によって記します。
設計者、施主、施工者だけでなく、お店を利用する全ての人に向けたものです。
どこからでも読める構成で、商業インテリアの掟(鉄則、鉄板)を解説します。