あらすじ樹木は光合成によって有機物と酸素を生み出すことで、地球の全ての生命を支えている。同時に、我々動物と祖先を同じくする仲間でもある。化学物質を使って敵を「見たり聞いたりして」いるし、仲間に敵の襲来を知らせもする。重力を感じ、眠るし、痛みも感じる。彼らはどのように食べ、呼吸し、コミュニケーションをとっているのか。世界的なフィンランドの樹木の専門家が、貴重な古い版画や絵を使って樹木の秘密の生活を探る。