プロダクトとプロジェクトを泥沼から救う工学的手法
【本書の内容】
本書は
Juval Lowy, "Righting Software",
Pearson Education, 2020
の邦訳版です。
オブジェクト指向以降、プロダクトを機能によって分解・構成する手法が一般化しましたが、再利用性やメンテナンス性は言うほど高まってはいません。それは、小さな変更が波及的にプロダクト全体の修正を要求するようになるからです。
そこで「機能」ではなく、「変動性」に着目することで、本来の「設計(デザイン)」を取り戻します。
さらに、変動性を生む要因となる「プロジェクト」自体も、ヒト・モノ・カネ・時間・リスクといった複雑に絡み合う全アクティビティを定量化し、バランスのよい計画と軌道修正を可能にするプロジェクトデザイン(設計)の方法を提示します。
【本書のポイント】
・機能別分解思考から変動性抽出方法へのシフト方法
・プロダクトにかかる人員・品質・コスト・納期・リスクの評価
・全アクティビティのパラメータ抽出および評価方法
・破綻せずに妥当なラインに落とし込むバランスの見つけ方
・図版は4色
【読者が得られること】
・無理・無駄のないプロジェクト
・ブラックな現場をホワイト(せめてグレイ)にする手法
・炎上案件の見極め能力・修正能力
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