「スクラムマスターは何をすればよいのか」に答えてくれる本
本書は、「スクラムチームの母」と呼ばれ、著名なスクラムトレーナーでもある著者が、
その経験則――スクラムマスターは何をすればよいのか――をまとめた、
Addison-Wesley Signature Series(Cohn)『The Great ScrumMaster: #ScrumMasterWay』
の日本語版です。
スクラムには、3つの役割があります。
プロダクトオーナー、開発チーム、スクラムマスターです。
プロダクトオーナーは、プロダクトの責任者であり、
開発チームは、プロダクトを開発します。
一方で、スクラムマスターは「サーバントリーダーであり、
促進と支援に責任を持つ」とあります(スクラムガイドより)。
●何から始めたらよいでしょうか?
●スクラムマスターとして、どのようなスキルが必要でしょうか?
●これから起こる困難に、どのように立ち向かっていけばよいでしょうか?
●もっとチームが機能するにはどんな働きかけをしたらよいでしょうか?
本書は、これらの疑問に真っ直ぐに答えてくれます。
開発者としてスクラムチームに参加した当初は、
まったくスクラムが好きになれなかったという著者。
そして、その後スクラムの良さに気づき、
その「スクラムチームの母」となっていく経験を通じ、
「スクラムマスターというロールについてもっとよい説明が必要だ」と、
彼女自身が #ScrumMasterWay というコンセプトで始めた活動がもとになったこの本。
スクラムマスターだけでなく、アジャイルコーチや、
組織改革を担うリーダーにもぜひ読んでいただきたい一冊です。
組織改革に立ち向かうあなたに、知恵と勇気を与えてくれることでしょう。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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