個人の片付けブログでは日本最大級のPV数(月間平均250万超)を誇る、大人気ブロガーによる著書。
家が片付かないということは、不要品がゴロゴロしてるということ。
→ 不要品がゴロゴロしてるということは、無駄な買い物が多いということ。
→ 無駄な買い物が多いということは、お金の使い方が下手ということ。
→お金の使い方が下手ということは、貧乏だということ。
→貧乏だということは、生活に追われて時間がないということ。
→生活に追われて時間がないということは、家が片付かないということ。
片付けの問題は、このループをどう断ち切るかの問題。
「ものを減らすことができれば、このループから抜け出せる、というのが私の意見」と、著者である阪口さんは言います。
かといって、「ヘイ! みんなもミニマルライフをやりなよ! 」なんて、阪口さんは言いません。
ミニマリストを名乗りつつ、阪口さんはテレビをてばなしません。
なぜなら、テレビが大好きだから。
炊飯器はないのに、たこやき器は持ってます。
なぜなら、「関西の血」がたぎるから。
ものを減らしすぎても、生活は不便になります。
大切なのは、自分にとっての「必要なもの」と「適正量」を知ること。
そして、楽しく暮らすこと。
そんな自然体な「ゆるミニマリスト」である阪口さんの「ものの減らし方」は、家族人数やシングルにかかわらず、とても参考になります。
「完璧な片付け」は、もういらない。
肩を張らずにものを少なくして、片付けのストレスと労力を減らしたい人に向けた本、できました!