企業経営の重要テーマであるDXを「デザイン思考」と「組織文化の変革」で解説!
「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という言葉が生まれてから16年。
日本でも、2018年度にはDX専門部署を設置していると回答した企業が
全体の三分の一を超えるなど、実践レベルでの取り組みが進んでいます。
ただ、DXという言葉の認知度はまだ全体の3割程度であり、
多くのビジネスパーソンにとってはまだ、
「聞いたことはあっても、実態のわからない言葉」の一つであると言えます。
実態がわかりにくい要素として強く存在するのが、
DXはAI、IoT、ブロックチェーンなどの先端の技術要素と結びついて、
極めて「技術中心」な取り組みとして考えられている点です。
本書では、その誤解を解消しDXを正しく理解する方法として、
「デザイン思考」と「組織文化の変革」を大きな柱として解説します。
DXの実現に必要となる人間中心の「デザイン思考」「組織文化の変革」について
理解を深めていただければ幸いです。
【目次】
序章:デジタル・チェンジ・エージェントとは何か
第一章:デジタルトランスフォーメーションは顧客体験起点の経営変革
第二章:デザイン思考のインストールが成功の第一条件
第三章:組織文化の変革が成功の第二条件
第四章:「心理的安全性」と「共創」の組織文化を構築する4つのステップ
【著者紹介】
根岸 慶
1975年生まれ。中央大学法学部卒業後、1999年に日本電信電話株式会社に入社し、
その後NTT再編に伴い、NTTコミュニケーションズ株式会社に転籍。
主に法人営業、新規事業開発を担当し、同期中最速で課長代理に昇進。
2006年にはベトナムでオフショア開発を運営する
インディビジュアルシステムズ株式会社に参画、
日本担当役員として市場開拓に従事し、企業・事業規模拡大に貢献。
2014年、Tigerspike株式会社東京オフィスを単独で立ち上げ、
ナショナルクライアント(銀行、保険、自動車、航空等)との取引を開始。
2015年、同社日本法人の正式設立とともに、代表執行役員に就任。
デジタル時代に一人ひとりが本来持っている力を存分に発揮できる組織のあり方を、
タイガースパイクを通じて探求中。そこでの成果を他の企業にも広げるべく、
講演・執筆活動を精力的に行っている。
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