あらすじ2010年に総務省の肝煎りで始まった「フューチャースクール推進事業」。翌年には文科省が「学びのイノベーション事業」を開始した。各教室への電子黒板の配備と、各生徒へのデジタル教科書(タブレットPC)の配布が決定し、チョークによる板書と鉛筆による書き取りからの劇的な改編は、学校教育に何をもたらすのか? 京都で私塾を営む教育社会学者が、学びの本質にせまりながら、近未来の学校社会を占う、刺激的な教育論。