介護ビジネス――次の一手は混合介護。
本書は、主に介護保険事業者や介護職員の方々に向けて、
「介護保険を使わない新しい介護サービス」について解説する本です。
既に始まっているサービスから得られるアイデアや注意点なども
盛り込んでいます。
国の介護保険は、財政難から重度の利用者に向かいつつあります。
また、3年に一度の大きな介護保険改正や介護報酬改定は、
中小事業者をはじめ、大手であっても、常に変革が求められます。
度重なる改定は、昨今の介護人材不足と相まって介護ビジネスの
経営を困難にし、今後は、介護保険に依存する現在のビジネスモデルが
成立しにくくなるとも言われています。
一方、軽度者向けの生活支援サービスには、次々に民間企業が参入しています。
そこで介護事業者は、介護のプロとしての知識や経験・ノウハウという
強みを生かして、利用者のニーズをとらえ、地域に密着した新しいサービス――
ヘルスケアや介護予防、生活支援サービスを考える必要があります。
「介護保険外サービス」は現時点では、まだまだ軌道に乗せるのが
難しいと言われています。どこも先行投資の位置付けで、大手は資本頼み、
中小は地域力がカギ。それでも、動きは加速していって待ったなしです!
いま、動き始めることが重要です。
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