秘密結社を知ることは、現在の世界の政治。経済を陰で操っている、真の黒幕を知ることである。秘密結社のおかげで、現代社会は完成した。古代から現代に至るまで、秘密結社が人間社会を支え、発展を促してきたのだ。(「はじめに」より)
プロローグ 世界史のぶきみな深暗部
第1章 どす黒い謎に包まれた〔秘密結社〕
第2章 人智を超えた呪術を駆使する〔魔術結社〕
第3章 闇の制裁組織〔殺人結社〕の正体とは?
第4章 謎の巨大世界組織〔フリーメーソン〕の真実
第5章 歴史の迷宮〔謎の怪死事件〕に迫る
第6章 死霊との驚くべき交流
第7章 幽魂が棲みつく館
第8章 運命の予言/戦慄の未来透視
第9章 人外魔境へ忽然と消え去りし者たち
第10章 時空のひずみか/ミステリー・ゾーンの探索簿
●桐生操(きりゅう・みさお)
パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学。主にフランス文学、歴史を専攻。帰国後、西洋史人物の評伝を初め、歴史の裏面に隠された興味深いエピソードを次々と発表して、好評を博す。ミリオンセラーになった『本当は恐ろしいグリム童話』をはじめ、『世界ボーイズラブ大全』『世界エロス大全』『美しくもしたたかな女たちの源氏物語』『やんごとなき姫君たちの秘め事』『魔性のダンサー ローラ・モンテス』など、著書多数。