あらすじ「矢倉は将棋の純文学」の名言どおり、矢倉戦法はすべての駒が躍動する本格派。現代でも主流戦法の地位はゆるがない。本書は、この矢倉戦法で初段の相手に勝つことを目的とした画期的な内容。初段を目指す読者は、第1章基礎編、第2章応用編▲3七銀戦法、第3章急戦の戦い方と、順を追って読めば、必要な定跡や手筋が身につき初段が間近に見えてくる。初級者から高段者まで、棋力アップを図ることができる応用自在な一冊である。