高校教師夫人で、元女教師だった青戸綾美は、自宅に上がりこんできた高校生たちに、次々とレイプされてしまう。必死に抵抗した綾美だが、強引な愛戯に身体が反応し、思わず愉悦の坂を昇りつめていく。高校生たちはさらに策略を講じ、夫共々蹂躙され、あげく痴態をビテオを撮られて業者に流されてしまう。手馴れた凌辱に、綾美はかつてない淫靡な世界を垣間見る…。
●北山悦史(きたやま・えつし)
1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。