独ソ不可侵条約を結ぶドイツは、ソ連を牽制するためフィンランドへ極秘に軍事援助をする。北極海航路を使ってアメリカからの軍需物資を運び込むソ連の輸送船団を阻止するため、チャーチルは日本帝国陸海軍部隊に白羽の矢を立てる。派欧艦隊はソ連北洋艦隊の根拠地ムルマンスクの孤立化に成功。さらには内陸からフィンランド軍が侵攻し、ムルマンスクは連合国軍の手に落ちた!
全16巻で構成(『大日本帝国欧州参戦』1~5→『大日本帝国欧州激戦』1~5→『大日本帝国最終決戦』1~6)された大長篇架空戦記小説。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。