既刊(1-12巻)

裏刑事捜査帳(8) 闇を冒す者

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 東京地検の特捜検事が二人、競馬場でダービー観戦中に射殺された。二人は一年前に起きたフィリピン女性の変死事件を追っていた。その数日後の深夜、吉祥寺の片隅でひっそりと暮らす裏刑事・宮島達夫と明恵の夜の時間を、一本の電話が引き裂いた。日本の各地で外国人女性の変死事件が頻発している。早速、盛岡へ飛んでくれという。戸籍を剥奪された影のような生活。その中で見出した小さな安らぎ。それさえも奪い、自分を電話一本で戦場へ赴かせる警視庁の“死神”戸口警部を宮島は呪った……。  警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第8弾。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
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裏刑事捜査帳の作品情報

あらすじ

 東京地検の特捜検事が二人、競馬場でダービー観戦中に射殺された。二人は一年前に起きたフィリピン女性の変死事件を追っていた。その数日後の深夜、吉祥寺の片隅でひっそりと暮らす裏刑事・宮島達夫と明恵の夜の時間を、一本の電話が引き裂いた。日本の各地で外国人女性の変死事件が頻発している。早速、盛岡へ飛んでくれという。戸籍を剥奪された影のような生活。その中で見出した小さな安らぎ。それさえも奪い、自分を電話一本で戦場へ赴かせる警視庁の“死神”戸口警部を宮島は呪った……。  警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第8弾。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。

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