今回の依頼は、水の波動を研究している物理学教授・佐鳥英介から。一人娘の和多千鶴が〈障礙神〉という悪霊に狙われているというのだ。沖縄・宮古島に舞台を移した“縁切屋”の二人は、水にまつわる因縁を解決できるのか? 悪霊や怨霊との縁切りを生業とする、カインと摩利の“縁切屋”シリーズ、ついに完結!
悪霊相手にイケメンコンビが活躍する大人気オカルトアクション、『千の顔を持つ男』からシリーズ名変更を経ての第3弾。
●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。