既刊(1-18巻)

真・大東亜戦争(13)

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(とうとう白旗を掲げたか。これでどうにか…)  スターリングラードでの独軍の降伏。終戦への道程が、西条には見えた気がした。  同じころ南アフリカでは、植民地奪還を声高に叫ぶチャーチル英首相の意を受け、ナミビアへ上陸した南ア遠征軍が、日・南ア航空隊に一掃されていた。  一方、北アフリカではジョージ・パットン米中将が、モロッコ内陸部を打通するミストラル作戦を発動した。“砂漠の狐”の異名をとるロンメル独軍総司令官は、米軍の軍事常識を超えた物量作戦に圧倒される。  作戦発令前日には、米海軍はジープ空母とはいえ、三〇隻を集め、地中海にいたイタリア海空軍を完膚なきまでに叩いていた。  そして……。パットン指揮するアフリカ遠征部隊が、ついに地中海に達する。連合軍による本格的な反抗が、まずヨーロッパから始まった。  大長編・架空戦記、第13巻の登場! ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『反戦軍事学』(朝日新書)など著書多数。 ●清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)など著書多数。
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あらすじ

(とうとう白旗を掲げたか。これでどうにか…)  スターリングラードでの独軍の降伏。終戦への道程が、西条には見えた気がした。  同じころ南アフリカでは、植民地奪還を声高に叫ぶチャーチル英首相の意を受け、ナミビアへ上陸した南ア遠征軍が、日・南ア航空隊に一掃されていた。  一方、北アフリカではジョージ・パットン米中将が、モロッコ内陸部を打通するミストラル作戦を発動した。“砂漠の狐”の異名をとるロンメル独軍総司令官は、米軍の軍事常識を超えた物量作戦に圧倒される。  作戦発令前日には、米海軍はジープ空母とはいえ、三〇隻を集め、地中海にいたイタリア海空軍を完膚なきまでに叩いていた。  そして……。パットン指揮するアフリカ遠征部隊が、ついに地中海に達する。連合軍による本格的な反抗が、まずヨーロッパから始まった。  大長編・架空戦記、第13巻の登場! ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『反戦軍事学』(朝日新書)など著書多数。 ●清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)など著書多数。

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