既刊(1-18巻)

真・大東亜戦争(5)

-
450
 イギリス、フランス、オランダ亡命政権への宣戦布告よりおよそ10ヵ月。  カイロ、ケープタウン、そしてカルカッタを結ぶシーレーンの一角を崩し、膨大な資源が大英帝国の手に渡るのを阻止した、南アフリカの制圧。一打逆転を狙い、送り込まれた英国遠征艦隊をも撃破。  しかし、チャーチル英首相率いる戦争指導部は、快進撃を続ける大日本帝国海軍を相手に、微塵も揺るがぬ意志を持って戦争を継続せんとしていた。 「どうにも、こうにもしぶといものだ」  東条首相の下に集まった最高戦争指導会議メンバーから本音が漏れる。勝ってはいるが、戦争終結の目処が立たない、戦慄すべき事態であった。 (米国と戦うことなく戦争を終わらせねばならない……)  軍需大臣・西条英俊は大きく深いため息をついた。  大長編・架空戦記、第5巻の登場! ついに第1部クライマックスを迎える! ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『反戦軍事学』(朝日新書)など著書多数。 ●清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)など著書多数。
450
真・大東亜戦争(5)

真・大東亜戦争(5)

450

真・大東亜戦争の他の巻を読む

既刊18巻
1 / 2

通知管理

通知管理を見る

真・大東亜戦争の作品情報

あらすじ

 イギリス、フランス、オランダ亡命政権への宣戦布告よりおよそ10ヵ月。  カイロ、ケープタウン、そしてカルカッタを結ぶシーレーンの一角を崩し、膨大な資源が大英帝国の手に渡るのを阻止した、南アフリカの制圧。一打逆転を狙い、送り込まれた英国遠征艦隊をも撃破。  しかし、チャーチル英首相率いる戦争指導部は、快進撃を続ける大日本帝国海軍を相手に、微塵も揺るがぬ意志を持って戦争を継続せんとしていた。 「どうにも、こうにもしぶといものだ」  東条首相の下に集まった最高戦争指導会議メンバーから本音が漏れる。勝ってはいるが、戦争終結の目処が立たない、戦慄すべき事態であった。 (米国と戦うことなく戦争を終わらせねばならない……)  軍需大臣・西条英俊は大きく深いため息をついた。  大長編・架空戦記、第5巻の登場! ついに第1部クライマックスを迎える! ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『反戦軍事学』(朝日新書)など著書多数。 ●清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)など著書多数。

真・大東亜戦争のレビュー

まだレビューはありません。