【内容紹介・目次・著者略歴】
善とは、人はどう行動すべきかを示すのが倫理である。宗教は権威を失い、道徳が廃れている現代社会で、新たな倫理を模索するために。
【目次より】
新しい倫理のために 序にかえて
道徳の危機
道徳の本質
道徳と宗教
自由とは何か
政治と倫理
世界政府の倫理
政治的ニヒリズムの克服
無神論的宗教と背徳の倫理
「家」の問題
家族国家観と社会意識
あとがき
大島 康正
1917~1989年。倫理学者、評論家。筑波大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒業。
著書に、『新しき人間像』『時代区分の成立根拠』『これからの倫理』『実存倫理の歴史的境位』『神人と人神』『新しい倫理のために』『道徳教育をめぐって』『ソビエトの今日と明日 私の旅行体験から』『花に思想があるか』『整風下の中共探検記』『時代区分の成立根拠・実存倫理』(大橋良介編)などがある。
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