【内容紹介・目次・著者略歴】
哲学者にして宗教学者にして植物愛好家の著者が、フランス、オランダ、ギリシア、ブルガリアなどを巡る。美しい写真と名文による紀行文である。カラー口絵15ページ付き。
【目次】
カラー口絵
1 球根の国(オランダ)
2 春の使者カウスリップ(フランス)
3 スイセン摘み(フランス)
4 ピレニーズのクリスマスローズ(アンドラ)
5 要塞跡のフレンチ・ラベンダー(スペイン)
6 ミュゲーの祭(フランス)
7 過去の遺跡、フィレンツェ大学植物園(イタリア)
8 カッコウ鳴くところクックー・ピント(イタリア)
9 太陽のもとウスベニアオイ咲く(イタリア)
10 ストックの花にアゲハチョウ(ギリシア)
11 城砦を飾るカンパニョーラ(ギリシア)
12 麦畑に火をつけるヒナゲシ(ギリシア)
13 ミモザのもとに憩う(トルコ)
14 カミルレ、ヤグルマギクのあふれる道(ブルガリア)
15 美少年アドニスの花(ユーゴスラヴィア)
16 桑の葉摘みの人(ルーアニア)
17 ベルベデーレ高原植物園(オーストリア)
18 家のアクセサリー、ゼラニウム、フクシャ(ドイツ)
19 サクラソウの咲く疎林(デンマーク)
20 ワタスゲの毛玉光る(スウェーデン)
21 マロニエの木の忍とリスと遊ぶ(ノールウェー)
22 戦争跡の苗床(東ドイツ)
23 オキバナノアツモリはオウシュウトウヒの林がお好き(ドイツ)
24 チロルのお花畑(オーストリア)
25 氷河を眺めるプリムラ・ヒルスタ(スイス)
26 酒樽の植木鉢(フランス)
付録 ヨ ーロッパの植物と植物園
ヨーロッパ原産の園芸植物
ヨーロッパと日本の野生植物
ヨーロッパから帰化植物
植物園と施設
あとがき
ヨーロッパ植物園所在地
久山 敦
1947年生まれ。「咲くやこの花館」名誉館長。英国王立キュー・ガーデンズに学ぶ。兵庫県立淡路ファームパークの大温室やロックガーデンなどの設計を担当。咲くやこの花館勤務、同館長。
著書に、『ヨーロッパ花の旅』『六甲高山植物園(花の絵本)』『スイレンと熱帯の花(花の絵本)』『花のほほえみ(花の絵本)』『ヒマラヤの青いケシ(花の絵本)』(「花の絵本」は、解説)などがある。
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