【内容紹介・目次・著者略歴】
19~20世紀前半に社会学を大きく発展させた知の巨人の思想の全貌を解き明かすべく、ウェーバーの基礎から応用までを具体的に検証する。
【目次】
まえがき
序論 社会学の成立
一 問題
ニ ウェーバーの学間研究における二つの時期
三 比較研究としての社会学の成立
第一章 社会学の方法的基礎
一 問題
ニ 理念型
三 因果帰属と比較
1 概観
2 因果観の歴史的展望
3 客観的可能性の判断と因果帰属
4 因果適合性の程度と確率の問題
5 比較
四 理解 諸領域の関連付けの問題
1理解社会学の綜合的性格
2「理解」の論理的構造
3 目的合理性の範疇による理解
4「心理学的」理解
第二章 社会学の内容的構造
一 ヨーロッパ的エトスの系譜
ニ 「宗教社会学」のカズイティク
三 世界宗教の経済倫理
1 儒教と道教
2 ヒンズー教と仏教
3 古代ユダヤ教
4 宗教社会学における「世界諸宗教の経済倫理」
第三章 社会学の実践的意味
一 問題
ニ 責任倫理の立場
1 実践的判断の構造
2 目的合理性と責任論
3 自由と人格
4 責任倫理と近代ヨーロッパ
三 政治的実践
附録
ウェーバーとヤスパース 世界史における宗教の意味
1 序論
2 ウェーバー
3 ヤスパース
4 むすび
文献目録
金子 栄一
著書に、『マックス・ウェバー研究』『ウェーバーとヤスパース』などがある。
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