【内容紹介・目次・著者略歴】
ゲーテ、ニーチェなどドイツを代表する文学者・思想家が、なぜ東方に憧れをたのか? 東欧みならず、仏教まで、東との邂逅を読み解く。
【目次より】
一 ドイツ文学における「東方的」要素――一つの断層的試論
二 一なるがまま二――ハーテム・ゲーテとズライカ・マリアンネ
三 西と東の出会い――『西東詩集』に関する一つの覚え書き
四 ニーチェと仏教
序章
第一章 ニーチェの哲学
第二章 ニーチェと宗教
第三章 ニーチェと仏教
結章 自然法爾と創造
五 シュレーゲル兄弟のインド研究について
六 わが老いの歌――ゲーテの『ファウスト』をめぐって
あとがき
薗田 香勲
1905~1969年。ドイツ文学者・仏教学者、浄土真宗本願寺派の僧侶。もと、大阪府立大学教授。京都帝国大学文学部独文科卒。ゲーテ、親鸞を研究した。
著書に、『ニイチエと仏教』『ゲーテ的人間』『ゲーテと東洋精神』『ゲーテ断想』『東洋的詩人としてのゲーテ』『聞法の生活』『東洋の叡智 仏教の否定と肯定』『無量寿経諸異本の研究 』『有と無 東と西の出会い』『真宗へのすすめ』『仏教の日本的受容 日本的宗教心と仏教 』『ドイツ文学における東方憧憬』『酔蟹夜話 ある住職の焼跡日記』などがある。
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