“「論理的思考力」と「他者への理解・共感力」が同時に鍛えられる。めっちゃおすすめです。”
――ベストセラー『LISTEN』監訳者 篠田真貴子さん推薦!
「構造の読み解き」は、「構造学習論」をベースにした、ビジネスパーソンのための文章読解術です。
著者は小学校のとき、一風変わった国語の授業を受けます。
授業は、文章を読んで、その構造から筆者の言いたいことを理解させ、さらにそれを解釈、再構成させるものでした。そして自分が文章を書くときには、その逆で、先に構造を考えてから文章化するのです。文章を段落ごとにチャート図に分解したり、段落の「重さ(重要度)」をてんびん図で比べたりします。それは、60年以上続く「構造学習論」に基づいた文章読解の授業だったのです。
著者は、受験やコンサルタントの仕事、MBA取得において、この授業で培った力に大いに助けられていると考え、この学習について研究し、ビジネスパーソンにも使える読解技術として、「構造を読み解く力」を提唱することにします。
「構造の読み解き」は次の三つの構成で成り立っています。
1 論説的文章を読んで、論理を読み解く
2 物語、情緒的文章を読んで、人の心情を読み解く
3 思考を組み立てて、解釈する/アウトプットする
論説文の読解で論理的思考力を鍛え、物語文の読解で人物の心を読む思考力を鍛え、自分がアウトプットするときは、それらを総合して文章やプレゼンを組み立てることが、「構造を読み解く」ということなのです。
◎こんな人におすすめです
・複雑な文章や物事を理解するのに時間がかかる
・わかりやすく説明したり伝えたりするのが苦手
・自分の思考やアウトプットにキレがないと感じる
・ビジネスのフレームワークを学んだけれど、うまく使いこなせない
◎こんなことができるようになります
・メールや文書の要点抽出の仕方がわかり、素早く理解できる
・会議参加者や会話相手の発言意図を考える癖がつく
・わかりやすいメモや報告書が書ける
・ロジカルでストーリーのあるプレゼンが組み立てられる
・ミーティングや面接で聞かれたことに的確に答えられる