「ウィンダリアの雪月花」として生まれたセレスティーナは自由なセカンドライフを送っていた。そんな自由な生活を第二王子のルークが脅かそうとしてくる。困っているセレスを守るため、オルドラン公爵家当主のオースティより公爵家の養女となる提案を受け、セレスはその庇護下に入ることに! なぜそこまで自分を助けようとしてくれるのか疑問に思うセレス。実は、公爵家は過去に聖女から受けた大きな恩があることが判明する。その話を聞いたセレスは、少しずつ聖女としての記憶と感情を取り戻していく――。立て続けに起きた事件から離れセレスは少しでも気分転換にと、魅了の香水の研究をすることに。試しに屋敷に飾ってあった何気ない花と、研究途中の香水を混ぜてみると、なぜか本物が出来上がってしまったようで……?家族から忘れられた少女の、のんびり薬師ライフ第四弾!!