「心のそこから好きだった。
好きという気持ちでいっぱいだった。
だからいま、私の心はなくなった。
私の心は空っぽになった。
から騒ぎ」
新進気鋭の演出家・小川絵梨子編訳、シェイクスピアの愛の名言集、ついに発売!
『ロミオとジュリエット』『十二夜』『夏の夜の夢』『アントニーとクレオパトラ』など、シェイクスピア戯曲のタイトルは、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? その名作の数々は、現代でもさまざまな演出や脚本、俳優たちによって演じられています。とりわけ、恋愛のせつなさやもどかしさ、喜び、悲しみを言葉には、シェイクスピアの時代から400年を経た今でも、ハッと胸を突かれます。
本書では、シェイクスピア戯曲のなかから、恋と愛についての言葉をセレクトし、超訳しました。今のあなたにぴったりの「恋の言葉」が必ず見つかることでしょう。巻末に掲載作品のあらすじ紹介付き。