ポポロが語るロナ王国の悲劇。モルグは10年前、突如反乱を起こし国王、王妃、部下も上官も殺し、神宣言をした。毎年、貢ぎ物や若く美しい娘達の生贄を求め、抵抗すると村を焼き討ちにする。しかもアサシンが来るのを楽しんでいる。強大な力を持ち美食を食らい美女を侍らせ民を恐れ慄かせる事ができても、好敵手がいないとつまらないのだ。マララト山の地下神殿に棲みバルフォンの群れに守られたモルグには近づくのも難しい。一旦、家に帰ったカイに縋りつき豊満な体を押し付けるシーナ。男性を知らずに子孫を残せずにモルグの慰み者になるのが嫌だと言う。カイになら全てを捧げてもいいと。明らかに求められている。これは慰めたほうがいいのか…!?