朔海は十歳の頃から血の繋がらない叔父・和隆と暮らしている。小説家を生業にする和隆さんは生活能力のないひとだけど、家事は得意な自分がやればいいし、ふたり暮らしは概ね良好だった――これまでは。朔海の高校卒業を機に、和隆から恋愛の意味で好きだと告白されてしまったのだ!! 和隆さんのことはもちろん誰より大好き。しかし「家族としてではない」好きについて、言葉、視線、指先の熱のすべてで教えられることになった朔海は……? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。