「コンピュータの挙動がどうもおかしい。」
「アプリケーションが使えない。」
「周辺機器が動かない。」
「ネットワークがつながらない。」
エンジニアは、こうしたトラブルが起きたときには、その原因を突き止め、システムの設定に誤りがあれば正しいものに変更したり、プログラムの変更が必要ならば開発者に依頼したりする等の対応をしなければなりません。
そのために、どのようなツールを使い、どの情報を収集するかについて、自分の得意領域では十分に知識があり、対応できるとは思います。
しかし、他の領域に1歩でも踏み出すと、
「どのように対処すればよいのかあまりよく知らない」
「知る機会がなかった」
というのが普通です。
本書は、システム開発および保守の現場で経験豊富な執筆陣が、それぞれの業務で培ってきたトラブルシューティングに関するさまざまなノウハウを1冊に集約し、わかりやすく解説したものです。