古事記、日本書紀では絶対わからないように、完璧に封印されてきた《この国根幹の神話時代》が
セオリツヒメ様のご神託と、トノヲシテ(ほつま文献)でよみがえります。
《ヤマトびと》のたましいの岩戸を開く衝撃の本、新装版として新たにお届けいたします。
【瀬織津姫様からのメッセージ】
まず、ホツマツタヱは、何のために残されたかと申しますと、我らの尊き血の方々の残されたお言葉を記録し、後世まで伝えようとしたからでございました。
ミカサフミは、ホツマツタヱを良い教科書として、より詳しく書かれたものでございます。
本来フトマニは、占いのように見えますが、モトモトアケの存在が、天からのお言葉を降ろすことのできる金色の棒のことでした。
これが、タの一族に伝わる、クニトコタチ様からの宝物でした。
我らの時代は祭政一致もよろしいのですが、今の世では如何でしょうか?
宇宙の音を捉えるものが間違えたり、私利私欲に走ったりしてはならないのです。
そのための御修行は、歴代のスメラミコトがなされてきた御修行でありますはず。
あくまでもトノヲシテを心得たものが、ありがたいお言葉を降ろし、臣下に伝え、それにおいて政治に生かすのが順当と心得ます。
戦いや、荒ぶる心を持たされた時代もありましょうが、常に女の心はトノヲシテを内在していたと思います。
今なぜ私たち高天原の神々が、貴方がたに頼もうとしているのかということは、この女の心根に危機感を感じているからです。
徹底的に心に生じた毒を取り除くことが必要です。聖戦という言葉は使いたくありません。
できるだけのことをしなければならないという、高天原の皆様の決議もございます。