世界は宗教で出来ている!
今の世界を理解するのに絶対必要な「知らなかった」では済まされない本物の教養。IS問題をめぐるイスラム教内部での対立、BREXITでEUに対応するイングランドとアイルランドの違い。なんらかの形で宗教を知らないと理解できないのです。
現代の日本人が忘れてしまった神話的、宗教的思考を思い出そう。
教科書では教えてくれない数々の本当のこと!
・歴史とはアイデンティティである
・日本の仏教は仏教ではない
・インド仏教はなぜ滅びたのか?
・『ギーター』は世界を変えた
・暦に刻まれたユダヤ的歴史観
・キリストの手と弥勒仏の手はなぜ同じ形なのか?
・太陽神としてのイエス
・元号はこうして生まれた
・神武天皇即位は「革命」だった
私たちが「あたりまえ」と思っていることも、外の世界の物差しで見てみると、全く違った風景として見えてきます。日本人は、中国の儒教、インドの仏教、西欧のキリスト教を受容してきましたが、それらは日本に入ると別のものになってしまい、クリスマスと初詣と葬式仏教が混在する「日本教」となっていったのです。同じような形式は、中東で生まれたキリスト教がヨーロッパに受容されたとき、インドで生まれた仏教が中国で受容されたときにもおこりました。クリスマスの成立や、弥勒信仰の成立がそれを暗示しています。
「日本人だけが特殊」ではないのです。