かつて遥かな昔、天照大神の剣の臣として仕えていたと思われる小泉太志命は、
昭和天皇に襲いかかってくる邪気、邪霊を祓いきよめ、戦後日本の前途を
切り開こうとしていたが、磯部を拠点に天照大神の教えをわかりやすく
一般にも説きはじめた。
それは、伊勢三宮説といった矮小なものではなく、太古の「霊の元の道」
を述べ伝えようとしたものであった。
〈著者あとがきより〉
吾光なりを極めた神力を体現する小泉太志命!
その守護の剣は、皇居爆撃を狙ったB29を消してしまった?!
一日三万三千回、振り続けたその剣は、
皇室に降りかかる邪気・邪霊を振り払い、返す刀で、
一日三万三千人の未来の種人を産み出していた!
伊勢志摩磯部にある伊雑宮の前に神武参剣道場を構え、
昭和天皇に襲いかかる魔性の邪霊を祓うために振られた真剣が、
邪霊を切った時には空を切っているのに刃こぼれが起きたという。
一生表に出ることなく、裏の奉仕に徹した人物、
小泉太志命を描いた渾身の一冊!